Netflixの日本参戦で、幅広い層の方が動画配信サービスを利用するようになる事でしょう。ドコモはいち早くdビデオとしてドコモユーザーに提供しており、今年サービス名をあらたにdTVと名称を変更し、キャリアフリーによりドコモでの契約がないお客様でも利用可能になりました。dTVとはなにか、Huluとはなにか。この二つを様々な角度から比較してみることにします。
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料金

dTV:月額500円(税抜)
Hulu:月額933円(税抜)

料金はdTVが半額で圧勝。しかしdTVはレンタルがあるので観たいものがレンタルだった場合、料金は月額のほかに500円以上かかってしまうことも。その反面、Huluは月額料金以外の加算はありません。

無料期間

dTV:初回31日間無料
Hulu:2週間無料

無料期間はdTVが長いです。サービスを試すという意味では、Huluの2週間であっても問題ありません。dTVは長くて良いなー、と思っていましたが、タブレット購入時にdビデオが契約の条件に入っており、すぐに解除してしまっていたので私は初回無料期間を受けることができませんでした。。残念。

観たいコンテンツがあるか

dTV:通常のツタヤの店舗ラインナップは網羅
Hulu:海外ドラマに強い

歴代の受賞作品や名画に関しては、大体どちらでも観ることができます。Huluにおいては海外ドラマが強い印象を受けます。日本テレビの子会社という事で、放送されているバラエティやドラマも観られるのが特徴でもあります。オリジナル性に関しては次です。

オリジナル性

dTV:Bee TVでのバラエティや進撃の巨人のスピンオフなどが視聴できる
Hulu:オリジナルドラマ、日テレ系列のバラエティなどが視聴できる

dTVはそもそもの話になりますが、ケータイやスマホで観られるムービーを基本としたBee TVがあった為、その派生としての今があります。その為、当初のコンテンツがそのままdTVでも観られるという特徴が生まれました。現在はテレビでも視聴できるようにサービスが拡張していますね。Huluは何度もお伝えしているように日本テレビの子会社になっているので、日テレ系列の地方局でのコンテンツも提供できている事も大きな特徴です。北海道のSTV「1×8いこうよ!」も観れちゃいます。その他にもHuluでのみ提供しているオリジナルドラマも今後も続々公開される予定です。

オフライン再生

dTV:ダウンロード可能
Hulu:不可

dTVはダウンロード可能で一歩有利です。注意としては、ダウンロードしても48時間を超過すると再度認証のため通信が発生してしまいます。Huluはいまのところ不可ですが、無理にダウンロードする必要もないのでは。

画質

dTV:通信状況によって画質が変化、HD画質対応動画でなければ映像がよくない
Hulu:基本HD画質

見始めが肝心だと思うのですが、dTVは最初画質が悪いです。少し待つと画質が変更されたので、通信速度によって画質が選択されるという設定なのでしょう。慣れると問題はないのですが、体感する、楽しむという点では少し残念かなと思います。Huluは通信速度が遅いとストリーミングの読み込み時間がかかるようになっており、画質は基本HD画質です。dTVはテレビでの視聴も今後力を入れると思われるので、改善されることを祈っております。

視聴環境、デバイス

dTV:PC、TV(ブラビアのみ)、iOS端末、Android端末、ChromeCast、Apple TV、SmartTV dstick、dTVターミナル
Hulu:PC、TV、光BOX、iOS端末、Android端末、Apple TV、PS3、ニンテンドー3DS、PlayStation Vita、Wii、Wii U、Xbox360 etc...

dTVはドコモのスマホやタブレットで視聴できる、という強みを押しすぎていたので、対応デバイスがまだ少ないのが現状です。Huluではゲーム機での視聴も含め、あらゆるデバイスで視聴可能。ドコモはdTVターミナルという独自の機器を販売していますが、ChromeCastのほうが安いです。

同時視聴数

dTV:デバイス登録は5つできるが同時視聴不可
Hulu:同時視聴不可、だけど2つまでなら・・・

どちらも一つのアカウントに対して二つ以上の同時視聴はできません、とあります。しかし、Huluでは二つまでなら同時視聴ができる、というウワサも出ています。ドコモはデバイスの登録は5つできるのですが、同時視聴に関しては不可。家族で一つではなく、家族ひとりひとりで使ってほしいという事でしょうか。

決済

dTV:ドコモケータイ払い、クレジットカード
Hulu:ドコモケータイ払い、auかんたん決済、クレジットカード、PayPal、iTunesStore

Huluが支払い方法では一歩有利。iTunesStoreでも支払いできるのは良いです。dTVはキャリアフリーとなりましたが、docomo IDはクレジット決済のみとなります。


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